にっしゃんの中国【日本語】体験記

日本語教師、兼日本語学研究科大学院生の「にっしゃん」が中国生活で感じたことをつぶやきます。スベって、スベって、スベり倒すブログとなっています。

【ぜひ大学生に読んで欲しい就活漫画】

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 今日ご紹介したいのは、ドラゴン桜の作者、三田紀房 先生が描いた「銀のアンカー」という作品です。

 この作品は大学生の就職活動が題材となっており、作中では就職活動のための様々なテクニックが登場します。

例えば、OB訪問の活用法日経新聞の読み方などについてです。

①OB訪問の活用法

 私が学生の時には、OB訪問なんて考えたことありませんでしたが、もし学生に戻れるなら、ぜひチャレンジしてみたいです。

 というのも、就活生の人に「OB訪問をしたことがありますか」と聞くと、7割の人がないと答えるそうです。しかし、企業の人事の方に「OB訪問をしたほうがいいですか」と聞くと、7割の会社が「ぜひして欲しい」と、学生のOB訪問を望んでいるそうです。これだけでもするか、しないかで大きな差があるのが伝わってくるのではないでしょうか。

 また、OB訪問をすることで、実際に働いてる先輩から直に話を聞くことで、企業説明会などでは知ることのできない仕事の内容職場の雰囲気など生の情報を得ることができます。

 さらには、企業内では人事から社員に良い人材がいたら紹介してくれと連絡しているケースもあるようで、OB訪問を重ねれば、その熱意・積極性選考に影響することもあります。

日経新聞の読み方

 そして、もう一つの例は日経新聞の読み方についてです。

 私が学生の頃には、面接で最近のニュースについて質問されることがあると聞いたので、なんとなく読んだほうがいいのかなと思っていたのですが、全部の記事を読んでいると凄く時間がかかってしまい、三日坊主で読むのをやめてしまったことを覚えています。

 しかし、新聞記事には、最初にリードという要約部分があって、そこを読めば、そのニュースの「事実」「背景」「今後」を理解できるようになっています。リード部分を活用すれば、時間を短縮できますし、特に興味がある記事については、最後まで読めば、さらに理解を深めることもできます。

 この「銀のアンカー」という作品には、このような就職活動のテクニックが満載なので、ぜひ大学生の皆さんには、この漫画を読んで、就職活動に役立てていただきたいと思います。